これから賃貸経営をしてみたいと思ったとき、どのように家賃を決めたら良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
家を貸すときは賃料査定をすると、目安の賃料がわかります。
今回は、賃料査定の内容や査定で見られるポイント、家を貸す方法についてご紹介します。
家を貸すときにおこなう賃料査定とは
賃料査定とは、家を貸すときの賃料目安を出すための査定で、簡易査定と詳細査定の2種類があります。
簡易査定では、対象の家を実際に見ることがないので正確な賃料を求めることができませんが、目安は知ることができます。
詳細査定では、対象の家を実際に見て確認をして賃料を確定させるので、簡易査定よりも高い精度で賃料の目安を出すことが可能です。
これら2つの賃料査定は、さまざまな資料をもとにして目安を算出していますが、必ず査定額が賃料になるわけではありません。
家を貸すときの賃料査定で見られるポイントとは
不動産会社が物件情報を公開するレインズを使って、対象の家の間取り・築年数などに似た条件の物件をチェックします。
貸す家と似た条件の物件が、どのくらいの賃料なのかを確認し参考にしているので、レインズの情報が1つのポイントとなるでしょう。
また、日当たりの良さ、周辺にある施設、部屋がどのくらい傷んでいるかなど物件の状態も細かく確認します。
物件の状態により査定額も異なるので、より良い状態であることが重要なポイントです。
賃料査定をしてから家を貸す方法とは
家を貸すには、3つの方法があります。
まず1つ目は、賃貸借契約による一般的な賃貸物件の貸し借りをおこなう方法で、契約期間は1年から設定が可能です。
多くの場合は2年に設定しており、オーソドックスな方法になります。
2つ目は、サブリースという不動産会社から又貸しをする方法で、賃料の10%前後を手数料として不動産会社に支払います。
空室があっても家賃を支払ってもらえるので、手数料と比較検討すると良いでしょう。
3つ目は定期借家契約にて契約期間を設定し、決められた期間が過ぎたら契約が終了し、必ず借主が退去する方法です。
自分が長期出張などで家を長期間留守にする場合は良いのですが、短期間の場合は借り手が見つかりにくいデメリットもあります。
一般的な賃貸借契約で、オーナーが入居者を自由に退去させることは難しいのが実情でしょう。
そのため、将来確実に手元に戻したい場合は、定期借家契約がおすすめです。
まとめ
家を貸すときにおこなう賃料査定とは、賃料の目安を算出してもらう査定のことです。
レインズによる類似物件の情報や物件の状態などが見られるポイントです。
家を貸す方法は、一般的な賃貸借契約・サブリース・定期借家契約の3つがあり、自分の状況に合ったものを選ぶと良いでしょう。
鹿沼市を中心とした不動産のことならなんでも株式会社エスケーホーム にご相談ください!!
お客様のお悩みに真摯にお応えいたしますので、ぜひお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓