アパートに住んでいて頭を悩ませるのが「湿気とカビ」ですよね。湿気が酷い場所だと結露ができる、カビが生える。特に梅雨の時期になると、毎日ジメジメして気分が悪くなりますよね。
「除湿器を買うしかないのかな」と思いつつも、できたらお金をかけずに湿気対策をしたいもの。
そこで「簡単にできる湿気・カビ対策」を紹介します。
①アパートに湿気が溜りやすい原因は?
なぜ、アパートに湿気が溜りやすいかというと、マンションやアパートは一戸建てと比べて、窓が少なく空気の通り道がないのが原因です。
例えば戸建てでしたら、東西南北窓が付いています。台所や浴室、トイレ等にも窓があり、全ての窓を開けるとすぐに空気は循環します。
それに比べて賃貸の窓は南北に数か所のみが多く、水回りのキッチン、お風呂場、トイレには換気扇があるだけです。
特に1階は防犯などで窓や扉を閉めたままにすることが多く、ますます湿気が溜りやすくなっています。
②アパートの湿気・カビ対策はとにかく換気!
アパートは一戸建てと比べて、窓が少なく「空気の通り道がない」ので湿気や結露ができやすい環境になっているのはわかりました。
では、これらの湿気を取り除くための一番の対策はなんでしょうか?それは適切な換気をこまめにすることです。
・1日に数回は窓を開け、空気を入れ替える
「換気の基本」と言えば、「窓を開けて空気を入れ替える」ことですよね。この時注意ポイントですが、必ず2箇所以上の窓を開けるということです。 窓を1カ所しか開けていなかったら、「空気の通り道」が出来ませんので、湿気対策にはなりません。必ず窓は2か所以上開けるようにしましょう。空気が通りにくい場所には扇風機で送風してあげるのもいいですよ。
・押入れやクローゼットを時々開け、換気する
マンションで特に湿気がたまりやすい場所は「押入れやクローゼット」ですよね。
開けたままにしていると見た目が悪いので、いつも閉めたままにしているクローゼット。時折気がけて、天気が良い日は扉を開け、中の空気を入れ替えましょう。
・水蒸気が出る場所は「換気扇」を回そう
「キッチンでお湯を沸かす時」や「お風呂にお湯をためている時」は水蒸気がたくさん発生します。
この水蒸気、何も対策していないと、確実に湿気が溜まり結露や黒カビの原因になります。水蒸気が発生するときは、必ず換気扇をまわしましょう。 特に浴室が要注意です。夜間は浴室のドアを締めたままにして、換気扇をまわしましょう。できたら昼間も換気扇をつけたままにするのがオススメです。
・雨の日は窓を開けずに「エアコンの除湿機能」を使う
雨の日に窓を開けて換気するのは、却って「外の湿気」が室内に入ってきてしまうので逆効果です。雨の日は窓を開けずに、エアコンやクーラーの除湿機能やドライ機能を使いましょう。
アパートは湿気が溜まりやすいので、とにかく換気することが大切です。
適切な換気さえできれば、湿気・カビは大分改善されます‼