賃貸経営をしている大家さんのなかには、空室問題で悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
空室対策の一つとしてリフォームがありますが、「リフォームをしても空室が埋まらなかったら」など、悩みは尽きません。
今回は、空室対策にリフォームは必要なのか、リフォームの方法や費用相場について解説します。
空室対策にリフォームは必要?
リフォームは費用がかかるため、空室対策としての優先順位は高くありません。
リフォームをする前に、なぜ空室ができるのかを考え、コストの低い空室対策からおこないましょう。
立地はどうにもできませんが、家賃を下げる、ペット飼育可物件にするなど、募集条件を見直すことはできます。
共用部分を清潔に保つことも、低コストでできる空室対策のひとつです。
低コストでできる空室対策を講じても効果が現れない場合は、ニーズに合ったリフォームを検討しましょう。
▼この記事も読まれています
自主管理には時間がかかる?サラリーマン大家が管理可能な規模も解説!
空室対策としてリフォームをする方法は?
空室対策としてリフォームをおこなう場合には、コストだけでなく費用対効果を考える必要があります。
まずは、入居者のニーズに合った設備の導入を検討しましょう。
「無料インターネット」は、単身者・ファミリー問わず人気が高いためおすすめです。
所有する賃貸物件が単身向けであれば「オートロック」、ファミリー向けであれば「追い焚き機能」も良いでしょう。
「DK」の間取りの賃貸物件なら、人気の高い「LDK」の間取りに変更するのも効果的な方法です。
内装をリフォームするのであれば、低コストでできる「アクセントクロス」をおすすめします。
アクセントクロスは壁面の一面のみ色に変化をつける方法で、室内の雰囲気が変わり、ほかの賃貸物件との差別化が図れます。
▼この記事も読まれています
不動産の任意売却をするなら知っておきたい「単純売却」とは?
空室対策でリフォームするときの費用相場は?
無料インターネットの導入は、所有する賃貸物件の戸数によって異なります。
工事業者によっても価格は異なりますが、インターネット契約をすることを条件に、安く工事を請け負う会社もあるため探してみましょう。
ファミリーに人気の高い追い焚き機能をつけるリフォームは、30万円~が相場です。
間取りの変更は広さや程度にもよりますが、間仕切りを撤去して部屋を広くするリフォームは3~25万円程度かかります。
外観のリフォームもおこなう場合は、120~300万円ほど必要です。
外観は賃貸物件の第一印象となるため重要なポイントですが、リフォーム費用は高額になります。
しかし、材料費を節約すると風雪などに耐えきれず早く劣化してしまうため、リフォームをする場合はしっかりと予算を用意しましょう。
▼この記事も読まれています
不動産の査定額にバラつきがあるのはなぜ?高額査定の意図を解説!
まとめ
空室対策としてのリフォームの優先順位は、それほど高くありません。
まずは募集内容の見直しや清掃などの低コストでできる空室対策を講じてから、費用対効果を考えてリフォームをおこないましょう。
鹿沼市を中心とした不動産のことならなんでも株式会社エスケーホーム にご相談ください!!
お客様のお悩みに真摯にお応えいたしますので、ぜひお問い合わせください。