自主管理での賃貸経営は、委託料がかからないことがメリットです。
しかし、自主管理は一定の時間を必要とするため、管理できる規模に限りが生じるでしょう。
そこで今回は、賃貸物件の自主管理に必要な時間やサラリーマン大家が管理できる規模、管理委託がおすすめの理由について解説します。
サラリーマン大家が自主管理に必要な時間とは?
サラリーマン大家が自主管理で賃貸経営をする場合に必要な時間は、管理する物件の戸数や自宅からの距離によって異なります。
自主管理の業務内容は、入出金管理や空室対策、定期的な清掃、退去立会い、内見の対応、リフォームの確認などさまざまです。
クレームやトラブルへの対応のために常に電話に出られる環境も確保しなければならず、軽い気持ちでは賃貸経営は続かないでしょう。
とくに、解約があった場合は、そのたびに現地に足を運ばなければなりません。
1戸あたり移動に往復1時間、現地に滞在する時間を1時間で2時間としても、室内確認やリフォームの確認などで何度も訪れる必要があります。
物件までの距離が遠くなったり戸数が増えたりすると、さらに時間も労力もかかってしまうでしょう。
サラリーマン大家が自主管理可能な規模は?
サラリーマンをしながら自主管理をおこなうのであれば、管理可能な規模の目安はアパート1棟程度、管理戸数は6戸以内です。
自宅や職場などから20㎞圏内、所要時間1時間以内の物件だと、さらに自主管理がしやすくなるでしょう。
退去時の立会いは平日の昼間に希望されることも多く、サラリーマン大家が対応するためには会社を休むなどしなくてはなりません。
管理戸数が多くなればなるほど立会いの回数も増え、サラリーマンとしての仕事に支障をきたしてしまいます。
そのほかにも、リフォーム会社との打ち合わせや清掃、クレームの対応など、就業時間中には対応できない業務もあるため、規模が大きくなると時間のないサラリーマンには自主管理が難しくなるでしょう。
自主管理が難しいサラリーマン大家におすすめの管理委託とは?
サラリーマンの業務が忙しく時間のあまりとれない方には、管理会社への委託がおすすめです。
管理委託で委託できる内容は、入居希望者の対応や家賃の入金・滞納の対応をはじめ、クレームや問い合わせの対応、退去時の対応など、さまざまな業務があります。
委託料の費用相場は家賃の3~5%で、毎月の家賃から委託料を引いた残額が収入となります。
サラリーマン大家が管理委託をするメリットは、本業に集中できることです。
管理委託によって管理会社とつながりがあれば、賃貸経営で困りごとが起こった場合でも相談しやすいでしょう。
まとめ
賃貸管理業務は多岐にわたり、クレーム対応なども必要です。
サラリーマンが業務時間外で自主管理をおこなう場合は、6戸以内にしておくと良いでしょう。
それ以上の規模の賃貸経営をおこないたい場合や本業に集中したい場合などは、管理委託がおすすめです。
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