所有している物件の周辺に特殊な施設がある場合、通常の物件と同じように売ることができるのか、不安に感じている方もいることでしょう。
同じ施設でも受ける印象は、十人十色でそれぞれ異なるため、売り方や注意する点を把握しておくとスムーズな売却に役立ちます。
ここでは、精神科病院の近くにある不動産は売却できるのか、また知っておきたい注意点やスムーズに売却する方法について解説します。
精神科病院に近い不動産を売却!売却できる?
精神科病院があることで、周辺に住む方との間でトラブルが起きることはほとんどありません。
たとえ精神科病院があっても、周辺にある不動産の売買が制限されるわけではないので、通常の不動産とそれほど変わりなく売ることができます。
しかし、売却できる不動産でありながら、第一印象としてそのような病院が近くにある物件は敬遠されることが多いため、スムーズに売却しにくいのが現実です。
精神科病院に近い不動産を売却!売却の際の注意点
不動産が精神科病院に近い場合にも特別な制限なく売却することは可能ですが、いくつかの守るべき注意点があります。
この種の病院があることは心理的瑕疵にあたるため、不動産を売る際には告知義務を怠ってはいけません。
告知をせずに売ってしまった場合、あとで契約解除や損害賠償請求などのトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。
該当する不動産の売買契約前におこなわれる重要事項説明の際に、この施設があることをきちんと伝えておくことはトラブル回避に役立つ注意点です。
もうひとつの注意点として、心理的瑕疵にあたる施設があることで不動産の売却額が下がる可能性があります。
精神科病院に近い不動産を売却!スムーズに売却する方法
スムーズに売ることが難しいとされる精神科病院に近い不動産を売る場合、周辺の物件よりも価格を下げるのがひとつの方法です。
また、リフォームやリノベーションをおこなって資産価値を高めれば、建物の印象が良くなるので買手が付きやすくなります。
しかし、リフォームやリノベーションにかかる費用と売値とのバランスを考える必要があります。
住居用としては買手が付きにくくても、住むことを目的にしない建物であれば心理的不安を軽くすることが可能です。
部屋を貸す投資用のアパート・マンションや仕事をおこなうための事務所用など、事業用として売る方法は効果が期待できます。
まとめ
売却したい不動産の近くに精神科病院がある場合、心理的瑕疵にあたるため契約前の重要事項説明の際に、買主に隠さずに伝える必要があります。
このような不動産を売却する際に制限はなく、価格を下げる、資産価値を上げる、事業用として売るなどの方法もあるので、諦めずに不動産会社に相談してみましょう。
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